野村ハイベータ日本株1903(早期償還条項付)は、大きく株価が動く傾向のある日本株に投資をする投資信託です。
「この市場が下落したタイミングで儲けたい!」と考えている人向けの投資信託です。
早期償還条項が付いているので、基準価額が12,000円以上となった場合に繰上償還します。
”長期で保有して運用する投資信託”ではなく、”相場のリバウンドを狙って投資する投資信託”だと思います。
募集期間は以下の通りです。
当初申込期間 | 2019年2月18日(月)から 2019年2月28日(木)まで |
(早期償還条項付)野村ハイベータ日本株1903とは
(早期償還条項付)野村ハイベータ日本株1903は、市場の値動きより大きく株価が動く傾向がある日本株(ハイベータ株)に着目した投資信託です。
ハイベータ株とは、市場全体の値動きよりも価格変動が大きい銘柄のことをいいます。
ハイベータ株は、相場の上昇時でも下落時でも市場全体よりも大きく変動します。
(早期償還条項付)野村ハイベータ日本株1903では、上昇時でのベータが下落時よりも高くなる運用を目指しています。
ハイベータ株のパフォーマンスをみると、TOPIXや日経平均とくらべて大きく株価が変動しています。
下落局面では、ハイベータ株は株価指数よりも大きく下落していますね。
「下落局面では、普通の投資信託よりも損する可能性が高い!」ということは、必ず頭に入れておいてください。
(早期償還条項付)野村ハイベータ日本株1903は、基準価額が12,000円以上になると繰上償還となります。
基準価額が12,000円に達しなかった場合は、2025年3月に償還します。
ポートフォリオ
(早期償還条項付)野村ハイベータ日本株1903のポートフォリオは、こちらです。
TOPIXと比較すると、“電気機器”や“機械”などのセクターの比率が高いようですね。
“電気機器”や“機械”セクターは、中国の景気動向の影響を大きく受けるので、注意が必要です。
デメリット
コストが高い
(早期償還条項付)野村ハイベータ日本株1903の最大のデメリットは、コスト(手数料)が高いことです。
コスト(手数料)はこちらです。
・購入時手数料
…3.24%(1億円未満)
・信託報酬
…年 1.134%
・信託財産留保額
…基準価額に0.3%の率を乗じて得た額
上記の通り、一般的な投資信託と比較するとコストは高めです。
例えば、(早期償還条項付)野村ハイベータ日本株1903を購入して、3年間保有して売却した場合、コストは6.942%かかります。
※購入時手数料3.24%+信託報酬3.402%(3年間)+信託財産留保額0.3%
販売会社
(早期償還条項付)野村ハイベータ日本株1903は、野村證券1社だけの取扱いです。
今回のまとめ
・野村ハイベータ日本株1903は、日本株の投資信託
・ハイベータ株は、一般的な株価指数よりも変動が大きい
・コスト(手数料)は、比較的高め
・基準価額が12,000円以上となると繰上償還する
野村ハイベータ日本株1903(早期償還条項付)は、大きく株価が動く傾向のある日本株に投資をする投資信託です。
「この市場が下落したタイミングで儲けたい!」と考えている人向けの投資信託です。
ただし、相場が下落した際は大きく損する可能性もあるので要注意ですね。
関連資料
野村ハイベータ日本株1903(早期償還条項付):『公式HP』
野村ハイベータ日本株1903(早期償還条項付):『販売用資料』
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