健次(グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド)は、世界の製薬や医療製品、バイオ関連企業の株に投資しているテーマ型の投資信託です。
いわゆる医療系のテーマ型の投資信託です。
今回の記事では、健次(グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド)について徹底解説します。
コストの高い投資信託なので、キチンと把握した上で投資を考えましょう。
健次(グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド)とは
健次(グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド)は、世界の製薬や医療製品、バイオ関連企業の株に投資しているテーマ型の投資信託です。
健次は、三菱UFJ国際投信会社がファンドの運用の指図をおこなっています。
下の図の通り、ファミリーファンド方式で運用しています。
過去のパフォーマンスをみると、年度によってパフォーマンスの差が大きいです。
2013年のバイオブームの際は、基準価額が大きく上昇しています。
バイオブームがひと段落すると、純資産総額が減少し始めていますね。
健次の信託報酬は年率2.376%となっており、かなり高いです。
購入時手数料も3.24%かかるので”コストの高い投資信託”という認識をもった方が良いと思います。
株式の実質的な運用は、ウエリントン・マネジメント・カンパニーがおこないます。
ウエリントンは、ヘルスケアの分野では世界最大の規模のファンドとして知られています。
商品名 | 健次 (グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド) |
購入時手数料 | 3.24% |
信託報酬 | 年率 2.376% |
信託財産留保額 | 換金申込受付日の翌営業日の0.3% |
換金代金 | 換金申込受付日から起算して5営業日目 |
設定日 | 2004年2月27日 |
信託期間 | 2029年2月27日 |
決算日 | 毎年2・8月の27日 |
健次(グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド)のポートフォリオ
健次(グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド)は、ヘルスケア系のテーマ型投資信託です。
組入資産や地域などはこちらです(2018年10月末)。
健次(グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド)の組入上位10銘柄はこちらです(2018年10月末)。
米国の大型医療銘柄が多いようですね。
健次(グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド)のデメリット
コストが高い
健次の最大のデメリットは”コストが非常に高い”ことです。
コスト(手数料)は、こちらです。
・購入時手数料 3.24%
・信託報酬 年率2.376%
・信託財産留保額 換金申込受付日の翌営業日の0.3%
上記の通り、コストは非常に高いですね。
例えば、健次を購入した場合、3年間でコストは10.368%かかることになります。
※購入時手数料3.24%+信託報酬7.128%=10.368%
健次(グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド)のパフォーマンス
健次のパフォーマンスをインデックスファンドと比較しました。
基準価額の動きをみると、健次の基準価額の幅は特に大きいようですね。
商品名 | 1年 | 3年 | 5年 |
健次 | +3.7% | -0.21% | +11.2% |
eMAXIS 日経 |
+1.2% | +6.3% | +10.4% |
eMAXIS ダウ |
+8.0% | +11.1% | +14.3% |
eMAXIS 先進国株 |
+0.3% | +4.9% | +9.2% |
eMAXIS 新興国株 |
-14.5% | +2.9% | +2.4% |
eMAXIS 全世界株式 |
-1.7% | +4.7% | +8.4% |
販売会社
健次(グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド)は、以下の金融機関で購入することができます。
取扱っている金融機関の数が多いので、一部だけピックアップしました。
・SBI証券
・SMBC日興証券
・フィデリティ証券
・松井証券
・マネックス証券
・三菱UFJモルガンスタンレー証券
・楽天証券
・岩井コスモ証券
今回のまとめ
健次(グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド)は、世界の製薬や医療製品、バイオ関連企業の株に投資しているテーマ型の投資信託です。
大きく分けると、特徴は以下の通りです。
・健次は、世界のヘルスケア系のテーマ型投資信託
・過去のパフォーマンスをみると、年度によってパフォーマンスの差が大きい
・コストが高いので要注意
・ほとんどが米国のヘルスケア企業
健次(グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド)は、ヘルスケア系のテーマ型投資信託です。
”世界のヘルスケア系の銘柄”が投資対象ですが、大半が米国のヘルスケア企業です。
『米国のヘルスケア企業に投資するテーマ型の投資信託』という認識で良いと思います。
関連資料
健次(グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド):『公式HP』
健次(グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド):『目論見書』
健次(グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド):『販売用資料』
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